1日で固定の仮歯が入るインプラント「オールオンフォー
(All-on-4)」とは
ABOUT ALL on 4
通常は、人工歯根を1本ずつ埋め込むインプラント治療。では総入れ歯の方や、歯が全部ない方は、いったい何十本のインプラントを埋入しなければいけないのでしょうか?
…答えは、たったの4本です。
この、片顎最少4本の人工歯根で、歯全体を支えられるインプラント治療を「オールオンフォー(All-on-4)」といいます。
オールオンフォー(All-on-4)は世界中で10年以上の実績がある治療法です。そして治療技術は日々進化を続け、現在では、抜歯したその日のうちに仮歯を入れることも可能になりました。
さらにCT診断を基にしたガイデッドサージェリーで、顎骨が十分にある場所を探してインプラントを埋入できるため、歯を支える歯槽骨が痩せてしまった方も、治療可能です。
オールオンフォー
(All-on-4)のメリット
MERIT
当院ではコンピュータで制御されたガイデッドサージェリーを併用。
そのため、下記のようにさまざまなメリットがあります。
歯をすべて失った方(無歯顎)におすすめ
歯をすべて失った方(無歯顎)でも可能なインプラント治療です。入れ歯のお悩みである「ズレる」「骨が痩せて合わなくなる」などのデメリットがなく、自分の歯のように噛むことができます。歯がすべてない方、極端に歯の本数が少ない方、総入れ歯をやめたい方におすすめのインプラント治療です。
治療費を抑えられる
片顎最少4本のインプラントで歯全体を支え、上下最少8本のインプラントで全歯を再現することができます。そのため1本ずつ人工歯根を埋入する従来のインプラント治療と比較して、治療費用を大幅に抑えることが可能です。
骨が少なくても大丈夫、ガイデッドサージェリーによる低侵襲な治療
CT診断を基に、神経や密度の高い骨の位置を確認しながら、埋入位置をコンピュータでコントロールすることができます。顎骨が痩せて足りない方でも、顎骨が十分にある場所を探してインプラントを埋入できるため、治療を受けられます。
そればかりでなく、無切開で手術できるので、手術による腫れや患者さまの負担が最低限で済むというメリットもあります。
抜歯後すぐに埋入可能、
その日のうちに固定の仮歯が入り、食べものを噛むことができる
ガイデッドサージェリーによる無切開手術のおかげで、出血や傷口も少なく、抜歯後すぐに顎骨内にインプラントを埋入し、続けて上部には仮歯を取り付けることができます。
ですから、抜歯・手術した当日に固定の仮歯の噛み合わせ調整まで完了し、見た目も機能もまるで本物の歯がついたような状態でお帰りいただくことが可能です。
治療期間を大幅に短縮できる
低侵襲手術によって、傷口や腫れが最低限に抑えられ、抜歯したその日のうちにインプラント埋入ができることで、インプラントと骨が密着するための治癒期間も短く済みます。そのため、抜歯と埋入を別の日に行なう、従来のインプラント治療に比べて、大幅に治療期間の短縮ができます。
オールオンフォー(All-on-4)の治療の流れ FLOW
初診・コンサルテーション
CT撮影・資料取り・模型製作
麻酔→インプラント埋入→咬合の型取り
技工作業と仮歯作製
仮歯の試し装着
仮歯装着後帰宅、軽い夕食も可能
消毒(翌日~2週間後)
消毒抜糸調整(1週間後~10日後)
調整(術後1~2ヵ月後)
歯型取り(術後3ヵ月)
咬合採得
フレーム試適
本歯完成
All-on-4のリスク・副作用
- 外科的治療が必要
- 治療経験、技術のある医師による治療が必要
- 保険外で高い
- 治療が適応とならないケース有
- 十分なメンテナンスを行わなければ失敗やトラブルを招く可能性